【話題のニューモデル】キープコンセプトで進化!ゆとりのターボも追加「ダイハツ ムーヴキャンバス」

「新感覚のスタイルワゴン」として誕生するやいなや、良い意味でのユルさが受けてスマッシュヒットを記録した軽乗用車「ダイハツ ムーヴ キャンバス」が2022年8月、いよいよ2代目へとフルモデルチェンジされました。

ここでは、ターボ付きエンジンを採用したことでも話題となっている新型ムーヴ キャンバスの概要と特徴を、なるべくわかりやすくご紹介いたします。

かわいい「ストライプス」とシックな「セオリー」の2本立て

初のフルモデルチェンジを受けて登場した2代目ダイハツ ムーヴ キャンバスは、ごく小さなバスを思わせる初代の基本デザインは継承しつつ、多様化した軽乗用車ユーザーの幅広いニーズに応えるべく、「ストライプス」と「セオリー」という2つの仕様が設定されました。
「ストライプス」は従来型同様のポップでカワイイ2トーン外装を採用し、ホワイト基調のインパネや、まるでソファのような新開発ファブリックシートなどが特徴となります。用意されたボディカラーは全部で8種類。新色である「アプリコットピンクメタリック」と「シトラスイエロークリスタルシャイン」などをベースに、「シャイニングホワイトパール」を効果的に組み合わせた2トーンカラーは相変わらずステキです。

こちらが新型ムーヴ キャンバスの「ストライプス」。写真は新色のアプリコットピンクメタリック×シャイニングホワイトパール。

オフホワイトを基調とする「ストライプス」の運転席まわり。

「ストライプス」のシートは、ちょっとしゃれたソファのようなニュアンス。

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ムーヴキャンバス ストライプス

もう一方の「セオリー」は、シックで落ち着いた雰囲気を特徴とする仕様です。単色のボディカラーにメッキ加飾をあしらうことで“上質さ”を表現し、インテリアには深みのあるブラウンとネイビーを組み合わせることで“落ち着いた空間”としているのが、セオリーの特徴といえるでしょう。

こちらは落ち着いた雰囲気の「セオリー」。

深みのあるブラウンをメインカラーとする「セオリー」の運転席まわり。

「セオリー」は、ブラウンのパイピングが入ったネイビーのシートがシックな印象を与えている。

なお新型ムーヴ キャンバスのボディサイズは先代と同じ全長3395mm×全幅1474mm×全高1655mmですが、ホイールベース(前後の車軸間の距離)は微妙に5mmだけ長い「2460mm」に変わっています。

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ムーヴキャンバス セオリー

細かな使い勝手が大幅に向上してさらに便利な軽に

エクステリアデザインは「おおむねキープコンセプト」となった新型ムーヴ キャンバスですが、車内のデザインや機能は確実に進化しました。

初代ムーヴ キャンバスの特徴のひとつだった両側スライドは当然ながら継承しつつ、最廉価グレード以外には「タッチ&ゴーロック機能(安全のためにゆっくり閉まるパワースライドドアが完全に閉まるのを待たずにロックをかけられる機能)」や「ウェルカムオープン機能(鍵を持って近づくだけで、パワースライドドアが自動で解錠&オープンする機能)を追加したことで、利便性は大きく向上。

また初代ではダッシュボードの中央に設置されていたメーターパネルはステアリングの前方に移動し、インパネの中央から助手席前方にかけては広めの「インパネセンタートレー」が新たに設けられました。

このトレーには、飲み物を保温してくれる軽自動車初の「ホッとカップホルダー」が最廉価グレード以外に標準装備されるほか、9インチスマホ連携ディスプレイオーディオとセットのメーカーオプションとして、スマホの「ワイヤレス充電機能Qi」を装着することもできます。

全車に標準装備される「インパネセンタートレイ」には、メーカーオプションとしてスマホの充電機能を設置することもできる。

飲み物を保温できる「ホッとカップホルダー」は、ストライプスとセオリーの「X」以外に標準装備。

後席の座面下から引き出せる「置きラクボックス」は初代ムーヴ キャンバスの“名物”と呼べるものでしたが、そちらも改良を受け、高さのある荷物を安定させる操作は片手で簡単に行えるようになっています。

先進運転支援システム「スマートアシスト」を全車に標準搭載

先進安全装備は、最新のステレオカメラによる予防安全機能「スマートアシスト」を全車に採用。いわゆる自動ブレーキや車線逸脱抑制制御機能、ブレーキ制御付き誤発進抑制機能などの基本的な先進安全装備は最廉価グレードにも標準装備され、上級グレードでは全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)やスマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム) も、標準またはメーカーオプションとして装着されます。

さらにディーラーオプションとして、車線変更時などに接近してくる後方車両を検知する「ブラインドスポットモニター」と、専用の電子カードキー認証を使った「プラスサポート(急アクセル時加速抑制)システム」も用意されるなど、新型ムーヴ キャンバスの安全装備は「かなり充実している」と評して間違いありません。

写真はディーラーオプションとなる「ブラインドポットモニター」の作動説明画像。

遠出が多い人には朗報な「ターボ付きエンジン」の採用

そして新型ムーヴ キャンバスには、ついに「ターボ付きエンジン」もラインナップされるようになりました。

ノンターボエンジンのみのラインナップだった初代でも、「近場への買い物や送迎などだけに使う」という分には何ら問題はなかったのですが、ちょっと遠出をする際には「正直、ターボがあればなぁ……」と思わされる瞬間はありました。

しかし今回のモデルチェンジで、かわいい「ストライプス」にも、シックな「セオリー」にも、最高出力64psのターボ付き直3エンジンが用意されることになったのです。活発なターボ付きエンジンであってもWLTCモード燃費は22.4km/Lとまずまず優秀(※2WD車)。

これにより、新しい「DNGAプラットフォーム」の採用によって基本骨格のしっかり感と乗り心地が確実に向上したことと併せ、ダイハツ ムーヴ キャンバスの“死角”はほぼ消滅したようにも思えます。

高速道路をひんぱんに使う人には嬉しいグレード「Gターボ」は、写真のセオリーだけでなく、可愛らしいストライプスにも設定されている。

狙い目グレードはGまたはGターボか?

現在販売されている新型ダイハツ ムーヴ キャンバスのグレードラインナップと、それぞれの車両価格は下記のとおりです。

【ストライプス】
●ストライプスX(2WD)|149万6000円
●ストライプスX(4WD)|162万2500円
●ストライプスG(2WD)|167万2000円
●ストライプスG(4WD)|179万8500円
●ストライプスGターボ(2WD)|179万3000円
●ストライプスGターボ(4WD)|191万9500円

【セオリー】
●セオリーX(2WD)|149万6000円
●セオリーX(4WD)|162万2500円
●セオリーG(2WD)|167万2000円
●セオリーG(4WD)|179万8500円
●セオリーGターボ(2WD)|179万3000円
●セオリーGターボ(4WD)|191万9500円

グレード構成は非常にシンプルで、ストライプス/セオリーともに「ベーシックなX、上級のG、ターボ付きとなるGターボ」の3種類に分かれていて、それぞれに2WDと4WDが用意されているということです。そしてストライプスとセオリーの間に価格差はありません。

前述のとおり「スマートアシスト」は全車標準装備ですが、ベーシックなXでは一部機能が省略されていて、例えば「全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)」は、Xではオプションとして選択することもできません。

GとGターボの装備内容はほぼ同一ですが、Gターボは「全車速追従機能付きACC」と「レーンキープコントロール」「コーナリングトレースアシスト」が標準装備であるのに対し、Gではメーカーオプションになるという違いはあります。

「ストライプスを選ぶか、それともセオリーにするか?」というのはそれぞれの好みの問題ですが、そのなかで「グレードはどれにするか?」と考えるならば、おすすめはGまたはGターボということになるでしょう。Xも決して悪くはないのですが、「置きラクボックス(後席)がない」「両側パワースライドドアのタッチ&ゴーロック機能がない」というのが若干のマイナス点となります。

写真はAppleCarPlayなどのスマホアプリと連携できる「9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ」。

そんなこんなの新型ダイハツ ムーヴ キャンバスは、オリックスカーリースなら月額2万200円(税込み)から検討することが可能。ターボ付きにするかノンターボにするか、いやそもそも「ストライプス」か「セオリー」かも決めなければならないのですが、いずれにせよ新型ムーヴ キャンバスの存在はかなり魅力的です。

軽乗用車の購入またはリースを検討している方は、ぜひとも新型ダイハツ ムーヴ キャンバスさらなる詳細をチェックしてみてください。

執筆者
伊達軍曹

外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。自動車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。以来、有名メディア多数で新車および中古車の取材記事を執筆している。愛猫家。
  • <記事掲載日>2022年9月30日
  • <更新日>2022年9月30日

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