カーリースはサブスクなのか?サービスの違いを徹底解説!

最近では車のサブスクという言葉もよく聞くようになりました。「車のサブスク」と「カーリース」は基本的に同義ですが、細かなサービスの部分でいくつかの違いはあります。車のサブスクとカーリースの違いについて、徹底解説させていただきます。

「車のサブスク」と「カーリース」って何が違うの?

近年、「サブスク(サブスクリプション)」という言葉があちこちでよく使われています。

サブスクリプション(subscription)とは「(ソフトウェアやサービスなどの)定額制」という意味の英語。これをお読みの各位も音楽やソフトウェアなど、さまざまなサブスクを利用してらっしゃるのではないかと思います。

そして最近では「車のサブスク」という言葉もよく聞くようになりました。

車のサブスクとは、大手自動車メーカーなどが展開している「各種費用コミコミの定額制で新車に乗れる」というサービスのことです。

それはそれでナイスなサービスかと思いますが、その言葉を聞いたときに自動的に思うのが下記の疑問です。

「……ところで『車のサブスク』と『カーリース』って何か違うの?」

結論から申し上げますと、英語としての厳密な意味はておき、この場合の内容と意味合いはほとんど同じです。

「車のサブスク」と「カーリース」は、さまざまな費用がコミになっている定額制で車に乗れるという点において同じであり、どちらも「車の賃貸借」であって契約形態においても実は同じ「リース」なのです。「カーリースのことを新しい言い回しに変更したのが『車のサブスク』である」と言うことだってできるでしょう。

だが細かなサービスの部分ではいくつかの違いも

「車のサブスク」と「カーリース」は基本的にはほとんど同じですが、細かなサービスの部分でいくつかの違いはあります。主要な自動車メーカーが展開している「車のサブスク」と一般的なカーリースの主な相違点は下表のとおりです。

自動車メーカーのサブスク オリックスのカーリース 一般的なカーリース
取り扱い車種 自社のモデル 国産全メーカー・全車種 リース会社によりけり
契約期間 1~11カ月、あるいは3~7年など比較的短め。月単位での契約が可能な場合も 2年~11年 リース会社によりけりだが、7~9年など、比較的長期なケースが中心
ボーナス払い 広告に掲載されるプランでは有りの場合が多い 自由に設定可能 リース会社によりけり
点検と整備 メーカー系販売店のみで受ける オイル交換や車検の基本点検整備が、全国の提携工場で無料で受けられる。
(「いまのりイレブン」「いまのりナイン」「いまのりセブン」「いまのりくん」「ワンプライス中古車リースPREMIUM」)
リース会社関連の工場が指定される場合が多い
自動車保険(任意保険) コミコミ ユーザー負担
(オリックス自動車推奨のネット保険をご紹介)
ユーザー負担
中途解約時の違約金 発生しない。または発生しないプランもある 契約から一定期間経過すれば発生しない。
(「いまのりイレブン」「いまのりナイン」「いまのりセブン」「いまのりくん」)
発生する

上記の相違点のなかで大きな違いのひとつは、「自動車メーカーのサブスクはそのメーカーの車種しか乗ることができないが、カーリースはさまざまなメーカーから自由に選べる」ということでしょう。

【オリックスカーリースをご契約されたお客様の声】

50代男性
毎年の税金の支払いや、車検の時期などに結構お金を気にしていたのですが、カーリースではその辺りに煩わしさがないので助かります。定期的なオイル交換の費用も併せてリース料に含まれているので、あまりメンテナンスに気をつけない人でも半年に一回の交換さえすれば良いので車も長持ちします
50代女性
前の車の車検が切れるため、新しい車をインターネットで探していて、オリックス自動車さんのカーリースを知りました。中古の軽自動車を探していましたが、車種も豊富だったし、プランもいろいろあったので、希望の予算で車を見つけることが出来ました。申込から納車までの手続きも素早く対応していただきました。メールで連絡を入れていただいていたので、仕事をしていた私にはとても助かりました。車のほうも、中古車でしたが、えっ!新車?って思うくらいキレイな車でした。本当にありがとうございます。快適に乗らせて頂いてます。

だがカーリースは「中途解約」ができない?

しかし、これよりもっと大きな違いというか問題になり得るのが「中途解約時の違約金」です。

例えばホンダのサブスク『Hondaマンスリーオーナー』は解約金なしで中途解約が行えますし、トヨタ系の『KINTO』にも、中途解約金が発生しない「解約金フリープラン」というのがあります。

しかし一般的なカーリースでは「中途解約」という行為がそもそも認められていないのです。

カーリースは、カーリース会社が利用者の代わりに新車を購入し、利用者は月々の利用料を支払う形で賃借します。しかし利用者が月々支払うリース料は、車両本体価格を契約年数で割って算出されているため、中途解約をすると、残りの契約期間分のリース料がカーリース会社の損害になってしまいます。そのため、車に限らずファイナンスリースの世界では「中途解約はできない」というのが一般的なのです。そしてどうしても解約したい場合には「違約金(中途解約金)」が発生するものなのです。

人間というのは生きている間に考え方や家族構成なども変わりますので、5年乗るつもりだった車を「やっぱり2年で乗り替えたい」と思うときだってあるでしょう。そんなとき、一般的なカーリースだとどうしても違約金が発生してしまうわけです。

解約金なしで乗り替えられるオリックスカーリースは、まさにサブスクに近い

しかしオリックスカーリースであれば、契約期間の途中であっても「中途解約金なし」で車両の返却または乗り替えを行うことができます。


もちろん「いつでも中途解約金なしで返却できる」というわけではなく、一定の条件はあります。具体的には、例えば「新車リース いまのりセブン(7年契約)」の場合、リース契約開始から60カ月経過後は、2カ月前までにオリックス自動車に解約の申し出を通知することで、いつでも解約金なしでリース契約を解約できるという規定になっています(※ただし車両返却時の損耗状態によっては請求がある場合もあります)。

本稿の冒頭付近で述べたとおり、そもそも「車のサブスク」と「カーリース」は内容的にほとんど同じものです。しかし中途解約をしても解約金が原則としてかからないオリックスカーリースの各種プランは、とりわけ「世の中一般でサブスクと呼ばれているサービスに近い」と言うことができるでしょう。

執筆者
伊達軍曹

外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。自動車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。以来、有名メディア多数で新車および中古車の取材記事を執筆している。愛猫家。
  • <記事掲載日>2022年10月31日
  • <更新日>2022年10月31日

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