近年、アウトドア愛好家の間で軽バン(軽箱バン)が人気を集めています。軽バンとは荷物の運搬を主な目的とする箱型の軽自動車のことですが、その目的に適した設計がアウトドアユースにも適していると言われています。
そんな軽バンのアウトドアユースにおける魅力を、オリックスカーリース コラム編集部による実際の使用写真とともに解説します。軽バンにご興味のある方や実際にお探し中の方にとっても参考になるのではと思います。
アウトドアにオススメの軽バンを持つなら
オリックスカーリースの中古車リースプランなら、使用歴の明確さと品質の高さを両立した軽バンを持つことができます。契約期間の選択肢が豊富で、初期費用や期間中の税金もコミコミの月々定額、契約期間満了後はクルマをそのままもらえます。
アウトドアユースにおける魅力
軽バンは以下のような荷物の運搬に適した特徴を持っています。これらがアウトドアユースにとってどんな魅力となるのかを解説します。
積載重視→フルフラットな荷室を作れる
軽バンにもリアシートは付いていますが、荷物の運搬が主な用途なので簡単に折りたたんで荷室をフルフラットにすることが可能な設計になっています。これにより大きな荷物や大量の荷物を積むことができることはもちろん、マットを敷いて車中泊のベッドにすることもできます。
このとおり、フルフラットな荷室を簡単につくることができます!

荷室をフルフラットにすればこのとおり、車中泊もラクラクです。(使用したマットのサイズ:1950mm×1300mm)
エンジンを運転席の下に搭載→荷室が広い
一般的な乗用タイプのクルマはエンジンを運転席の前方に搭載していますが、軽バンは運転席の下に搭載しています。その分運転席が前に設置されているので、荷室を縦に広く取ることができます。これにより、アウトドアに必要な大きくて長い荷物を余裕で収納することが可能です。

ロードバイクはこのとおり、タイヤを外さずそのまま積めました。
内装は最低限→カスタムや積載の自由度が高い
軽バンはより多くの荷物を効率的に積載できるように最低限の内装に留められています。そのため、自身のアウトドアに必要なカスタマイズを自由度高く行うことができたり、水に濡れたり汚れたりした荷物をためらわずに積載することができます。

釣り道具一式を積んでみましたが、まだまだ余裕があります。

釣り竿を収納するために、天井側面にロッドホルダーを付けることだってできます。
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軽バンを持つときの注意点
アウトドアのお供に軽バンを選ぶときには、乗用タイプとは異なる以下の点に注意する必要があります。
乗り心地はよくない
軽バンは多くの荷物を積載する前提で設計されており、乗用タイプと比べ足回りが硬めに作られていることが多いです。ドライバー自身はもちろん同乗者の乗り心地はよいとは言えず、乗り物酔いをしやすい場合は車酔いをする可能性が高いです。とくにファミリーユースには不向きです。
維持費の発生時期や費用が異なる
軽バンは軽貨物車にあたるため、車検サイクルが乗用タイプと異なり新車購入後の初回車検は所度登録の2年後となるため車検のタイミングが早くなります。また、特性上、荷物の運搬が主な用途と見なされるため、任意保険料の設定においては乗用タイプと比べ事故や故障のリスクが高く設定されます。
【余談】軽自動車税が安い
軽自動車税は乗用タイプより安くなるというメリットもあります。
| 区分 | 年間税額 |
|---|---|
| 軽乗用車 | 10,800円 |
| 軽貨物車(軽バン) | 5,000円 |
手軽に軽バンを持てるオリックスカーリース
軽バンを持とうとするとき、新車を購入してアウトドアで使ったりカスタマイズをしたりするのはもったいなく感じるのではないかと思います。とはいえ中古車は荷物の運搬で大活躍した後のクルマですから少し手を出しづらいのではないでしょうか。そんなときにオリックスカーリースの中古車リースプランをおススメします。
使用歴の明確さと品質の高さを両立
オリックスカーリースで取り扱う中古車はリース契約やレンタカーなどで新車のときから自社で管理してきたクルマがメインであり、そこから第三者機関の査定を経て特に品質の良いクルマを厳選しています。使用歴の明確さと品質の高さを両立した選びやすい中古車として多くのお客さまに選ばれ続けています。
カーリースのデメリットを軽減
カーリースでのご提供になるため数々のデメリットが気になるところでしょう。契約期間中の中途解約によるクルマの返却にはどうしても解約金発生などの条件がありますが、契約期間の選択肢が多いのでうまく選べば解約によるリスクの回避も可能です。また、オリックスカーリースの中古車リースプランは契約期間満了後にクルマを自分のものにすることができるため、引き続きご自身のクルマとしてアウトドアを楽しむことができます。
そして、購入時のまとまった費用負担が不要であったり、契約期間中の税金の負担や支払の手間が不要であるといったメリットはもちろん存在しますので、気軽に軽バンでのアウトドアライフを始めることができます。
以下のボタンからお気に入りの1台をさがしてみてはいかがでしょうか。
アウトドアにオススメの軽バンを持つなら
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新車販売中の軽バンを紹介
最後に、新車販売中の軽バンを紹介します。ここからの内容は、当サイトでクルマのレビュー記事を多数執筆してきたクルマのプロである伊達軍曹に解説いただいたものになります。
いま新車で販売されている軽バンは、大きく以下①~④に分類されます。
実際はこれら4つ以外にも各社から軽バンが販売されていますが、現状それらはスズキ エブリイ またはダイハツ ハイゼットカーゴのOEM車(製造した車種を別のブランドで販売すること)となっており、実質的な新車販売車種は4つに分けられるのです。
①スズキ エブリイ系
OEM車:日産 NV100クリッパー、マツダ スクラムバン、三菱 ミニキャブバン
②ダイハツ ハイゼットカーゴ系
OEM車:トヨタ ピクシスバン、スバル サンバーバン
③ホンダ N-VAN
④スズキ スペーシア ベース
これら①~④の車種を比較できるように、おもな特徴やおすすめグレードの外寸・内寸について以下表にまとめました。
表の下にはそれぞれの車種ごとの詳細な解説も用意しており、車種の写真をクリックするとそれぞれの解説欄まで簡単にジャンプすることができます。
※外寸および内寸の数値について、4車種の中で最も大きいものを赤字、最も小さいものを青字で表しています。
※N-VANは助手席ダイブダウン機構が付いており、助手席前倒し時は助手席部分もフルフラットになります。
スズキ エブリイ

1964年に登場したスズキ キャリイバンを源流とする軽バン界の草分けであり、「ザ・軽バン!」といったニュアンスの超正統派軽バン。乗用車登録の「エブリイ ワゴン」と商用車登録の「エブリイ」という2系統のモデルがありますが、ここでご紹介するのは商用車版である「スズキ エブリイ」です。
現在販売されているスズキ エブリイは2015年に通算6代目のモデルとして登場したもので、これまで何度も仕様変更が行われてきましたが、直近では2024年2月に一部仕様変更が行われました。
現在販売中のグレードはJOINターボ/JOIN/PC/PAリミテッド/PAという5種類。駆動方式は2WDまたはパートタイム4WDで、トランスミッションは5MT(JOINターボは対象外)/CVT(PAは対象外)/4AT(PAのみ)から選択可能です。
これらのなかからおすすめグレードをひとつ選ぶとすれば、やはり最上級グレードの「JOINターボ」ということになるでしょう。普段づかいもすることを考えると、シートの厚みがあるため快適に座ることができるJOINターボの特性が光ってくるわけです。
とはいえJOINターボはシートのクッションが厚いがゆえに、シートを倒した際に完全なフラットにならない点がデメリットではあるのですが、純正のマットを使用すれば凹凸が気にならない状態にできますので、車中泊も快適に行うことができます。

スズキ エブリイ JOINターボの各種寸法は下記のとおりです。
【外寸】
全長3395mm×全幅1475mm×全高1895mm
【内寸】
荷室床面長(2名乗車時)1955mm×荷室幅1385mm×荷室高1240mm
助手席前倒し時床面長2640mm
ダイハツ ハイゼットカーゴ

スズキ エブリイと双璧をなす軽バン界の草分け。現在は、2021年12月に登場した通算11代目のモデルが販売されています。現行型は「DNGA」というダイハツの新しい考え方に基づく設計がされており、運転支援機能「スマートアシスト」は、ステレオカメラを採用した新世代型となったうえで全車標準装備になりました。
現在販売中のグレードはクルーズターボ/クルーズ/デラックス/スペシャルクリーン/スペシャルの5種類で、搭載エンジンは「クルーズターボ」のみターボ付き。駆動方式は2WDまたは電子制御式4WDで、トランスミッションは5MTまたはCVTですが、CVTしか選べないグレードもあります。
計5つのグレードからおすすめを選ぶとしたら、デラックス以下のグレードは「いかにも商用車」というたたずまいであり、フロントシートもヘッドレスト一体型の薄手のものになってしまいます。
そのため基本的には「クルーズターボ」または「クルーズ」がおすすめであり、そのどちらを選ぶべきかは「長距離を走るかどうか」で決めるといいでしょう。そして比較的遠い場所にあるキャンプ場などへ行きたい場合は、やはりパワフルなターボ付きエンジンを搭載している「クルーズターボ」がおすすめとなります。

ダイハツ ハイゼットカーゴ クルーズターボの各種寸法は下記のとおりです。
【外寸】
全長3395mm×全幅1475mm×全高1890mm
【内寸】
荷室床面長(2名乗車時)1965mm×荷室幅1410mm×荷室高1250mm
助手席前倒し時床面長2650mm
ホンダ N-VAN

ホンダの軽自動車「Nシリーズ」の6車種目として2018年に登場した軽バン。前述のスズキ エブリイやダイハツ ハイゼットカーゴがエンジンを運転席下に搭載しているのに対し、ホンダ N-VANは一般的な軽乗用車と同じく運転席の前方にエンジンが配置されています。助手席側のセンターピラーがなく荷物を横から載せるときに非常に便利なのもN-VANの特徴でもあります。
デザインのキャラクターは大きく3つに分かれていて、「G」および「L」はスタンダードな仕様、「FUN」および「FUN・ターボ」は愛嬌のある丸目フルLEDライトを備えた、商用車には見えないデザインを採用。2021年4月に仕様変更が行われ、運転支援システム「Honda SENSING」が全車標準装備に変わっています。
現在販売中のグレードはFUN・ターボ/FUN/L/Gの4種類で、搭載エンジンは「FUN・ターボ」のみがターボ付き、それ以外はいずれもノンターボです。いずれのグレードも駆動方式は2WDと4WDから選ぶことができます。
トランスミッションはCVTまたは6MTで、「FUN・ターボ」と「L」の両グレードはCVTのみとなります。
これらのなかからおすすめグレードを選ぶとすれば、やはり「FUN・ターボ」または「FUN」ということになるでしょう。せっかくホンダが「商用車っぽくない、普段づかいにも映えるおしゃれなデザイン」を用意してくれたのですから、それに乗っからない手はないと思うからです。またヘッドライトが視認性の高いLEDになってるため「夜間も安全にドライブできる」というのも、趣味車としてFUNシリーズを推したい理由です。

「FUN・ターボ」と「FUN」の違いは文字どおりターボの有無だけで、フルLEDヘッドライトやワンタッチでドアの鍵を開閉できる「Honda スマートキー」、IRカット/UVカット付きフロントウィンドウガラス+、スーパーUVカット付きドアガラスなどの装備類は同一です。
そのため、ここは「+11psのターボパワーを必要と思うかどうか」だけで決めてしまって良いでしょう。人それぞれの使い方によって話は変わるためなんとも断言はできないのですが、ここでは便宜上「ノンターボのFUNがイチ推し」ということにしておきましょう。
ホンダ N-VAN FUNの各種寸法は下記のとおりです。
【外寸】
全長3395mm×全幅1475mm×全高1945mm
【内寸】
荷室床面長(2名乗車時)1585mm×荷室幅1390mm×荷室高1365mm
助手席ダイブダウン時床面長2635mm
スズキ スペーシア ベース

FFレイアウトの「スペーシア カスタム」を基に開発された軽バンとして、2022年8月に登場。スズキの正統派軽バンである「エブリイ」と軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」の中間といえる「仕事も遊びも日常使いも重視する」というニュアンスのポジションとなる一台です。
スペーシア ベースを特徴づけているのは、「マルチボード」と後席のアレンジによって生み出される多彩なラゲッジスペース。マルチボードは床面から165mm/290mm/430mmという3種類の位置で固定できるほか、荷室を前後に隔てるように立てることも可能。後席は、倒した背もたれの裏側にベンチのように座れるだけでなく、座面ごとダイブダウンさせることで、フロア後端から前席の背面までをフラットな空間にすることも可能です。

グレードラインナップはXFとGFの2種類で、搭載エンジンはいずれも最高出力52psのノンターボ。駆動方式は2WDと4WDで、トランスミッションはCVTのみです。
スズキ スペーシア ベースのおすすめグレードは、上級グレードである「XF」ということになるでしょう。標準グレードの「GF」も、この車のキモであるマルチボードに関わる部分はXFとまったく同じではあります。しかしGFは「USB電源ソケットがない」「ウインドウが紫外線や熱を遮断するガラスではない」などの部分が、アウトドアで使うにあたってはどうしてもマイナス点と感じられてしまいます。
スズキ スペーシア ベース XFの各種寸法は下記のとおりです。
【外寸】
全長3395mm×全幅1475mm×全高1800mm
【内寸】
荷室床面長(2名乗車時)1375mm×荷室幅1265mm×荷室高1405mm
助手席前倒し時床面長2030mm
まとめ
荷室の広さや形状、カスタムや積載の自由度という、アウトドアユースで見た軽バンの魅力がお分かりいただけたのではないかと思います。決して万人におすすめできるタイプのクルマではありませんが、アウトドアに興味のある方にぜひその魅力を広めてみてはいかがでしょうか。

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執筆者
オリックスカーリース コラム編集部
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監修者
伊達軍曹 - 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。自動車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。以来、有名メディア多数で新車および中古車の取材記事を執筆している。愛猫家。
- <公開日>2024年1月16日
- <更新日>2026年3月13日






