クルマ購入のツボを徹底解説!自動車ローンの頭金は必要なのか?

何かと気になる「頭金」についてズバリ回答

車を買う場合、昔は「現金一括が絶対おすすめ派」と「オートローンを積極的に利用するべし派」の間で激論が交わされることもありましたが、最近はいわゆる残価設定ローンを利用する人の割合もずいぶん増えたせいでしょうか、車をローンで買うことに対するアレルギー反応みたいなものは、ほぼなくなったように見受けられます。

とはいえ車をローンで買うと決めた場合には、「頭金」のことがどうしたって気になるもの。

「オートローンに頭金は必須なのか?」「頭金を入れるとしたら、車両価格の何割ぐらいにするべきなのか?」等々の疑問について、本稿ではズバリ回答していきたいと思います。

そもそも「頭金」は絶対に必要なのか?

まずはそもそもの問題として、オートローンを組んで車を買う際に、「頭金」は用意したほうがいいのでしょうか? それとも不要なのでしょうか?

結論としては、「どちらでも構わない」というのが回答になります。頭金0円でもオートローンは組めますし(※例外はあります)、その逆に「なるべくたくさんの頭金」を入れたうえでローンを組む人もいます。要はどっちでもいいのです。

肝心なのは、「頭金」というものが持つメリットとデメリットをしっかり把握し、それぞれの個人的な状況に応じて「では、自分の場合はどうするのがベターなのだろうか?」と、冷静に考えることなのです。

頭金を入れることのメリットは?

オートローンを組むときに頭金を用意することのまず第一のメリットは、「借入額と毎月の支払額を抑えることができる」という、ごく当然の話です。

具体的には、例えば総額300万円の車を頭金なしの60回払いで買う場合、毎月のローン支払額は約5万5000円という結構な金額になります(※金利4%、毎月均等払いの場合)。しかし予算全体の3分の1である100万円を頭金として用意すれば、毎月の支払額は約3万8000円という現実的な線」に収まるのです(※前同条件の場合)。

また、頭金を用意することのもうひとつのメリットは、「月々の支払額はほぼ同じでも、頭金なしの場合と比べて“よりハイグレードな車”に乗れる」ということです。頭金の分だけモデルやグレードをアップさせたり、あるいは値が張るオプション装備を追加したりできるということです。

頭金には、場合によってはデメリットも

しかし世の中というのは何でも表裏一体ですので、オートローンの頭金を用意することにも「デメリット」はあります。

それは「手元の資金が寂しくなる」ということです。

ある程度まとまった額を頭金として拠出すると、よほどのお金持ちはさておき、一般的には手元のキャッシュがやや寂しくなる場合が多いものです。

それだけならまだいいのですが、車を購入する際は車両本体価格だけでなくさまざまな税金や法定費用、販売店手数料、保険料などもまとめて支払う必要があります。人によっては「駐車場を新たに借りるための礼金と敷金」も必要でしょう。

こういった出費を計画的に、余裕でまかなえるならいいのですが、無理に頭金を払いすぎたことで、「結局は家計全体にかなりの悪影響を与えてしまった」「車の急な故障に対応できなかった(修理するための予算が残ってなかった)」なんてことになったらシャレになりません。下手をすれば、せっかく買った車を早々に手放さなければ……なんてことになる可能性すらあります。

「頭金は車両価格の2~3割で」というのは妥当なライン

では結論として頭金はいくら用意するのが正解なのでしょうか?

これも特に決まりはないため、「端数の分だけを頭金として入れる」という人もいますが、それだと正直、借入金額を抑える(毎月の支払額に余裕をもたせる)という頭金本来のメリットを活かすことはできません。

そう考えると、一般的に言われている「車両価格の2~3割程度を頭金として入れる」というのは、ある程度理にかなっています。

100万円の中古車の場合で20万円から30万円ぐらい、400万円級の新車を買うならば80万円から120万円ぐらいという、家計に多大な影響は及ぼさない範囲内の頭金を用意することで、毎月の支払額をやや低めに抑える。そのことによって、のちのカーライフや人生全体を“軽量化”できるわけです。

とはいえ、まとまった額の頭金を貯めるのは、決して簡単ではありません。お若い方でしたら20万円、30万円の頭金でも「かなりキツい……」と感じる場合も多いでしょう。そしてミドル世代の人も、20万円ぐらいならまぁなんとかなるとして、100万円前後のお金を一気に放出するのは簡単ではありません。そのお金が手元にあるとしても、できることなら取っておきたいわけです。

頭金なしで車に乗りたいなら「カーリース」も視野に入れたい

そのように、実は悩みのタネでもある頭金を準備することなく車に乗りたい人には、月々決まった料金で車に乗れる「カーリース」もおすすめとなります。

カーリースでは、新車を購入する際に必要となる初期費用や、自動車税・重量税などの税金も定額料金に含まれているので、その後のカーライフでクルマ関係のイレギュラー出費に悩まされることはありません。リース会社によっては、車検などのメンテナンス費用や、自動車保険まで定額料金に含められるプランもあります。
もちろん頭金も必要ありません。「頭金を入れる余裕はないが、車には乗りたい」と考える人にとってはかなり有効な方法なのです。

なかでもオリックスの新車マイカーリースは、豊富な車種と契約プランの多彩さで、多くのユーザーから高い評価を受けている実績あるサービスです。
契約期間中の車検基本工賃とオイル交換はクーポンで無料、契約途中での乗り換えや返却も可能です。
さらには、リース期間終了後、精算なしでそのまま自分のクルマにすることもできます(「いまのりイレブン」「いまのりナイン」「いまのりセブン」)。
もしカーリースにご興味があるようでしたら、一度検討してみる価値は絶対にあります。

執筆者
伊達軍曹

外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。自動車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。以来、有名メディア多数で新車および中古車の取材記事を執筆している。愛猫家。
  • <記事掲載日>2022年4月11日
  • <更新日>2022年4月11日

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