クルマ購入のツボを徹底解説!
「中古車の保証」は今やマスト、そのすべて教えます

車というのは細かな機械部品の集合体ですから、たとえ新車であっても、購入直後に不具合が発生することは希にあります。ましてや中古車であれば、経年や走行距離に応じてさまざまな部品がさまざまに劣化しているのが普通ですので、購入する際は「保証が付いていること」がマストであると考えたいものです。

新車の保証(メーカーワランティ)は、たいていのメーカーが新車登録から一律3年間または5年間を保証期間としており、保証の対象範囲もきわめて明確になっています。

しかし中古車の保証は「期間や対象が販売店によりけり」だったり、「保証なし」の場合もあったり、あるいは「いちおう保証制度はあるけれど、その運用が不明瞭」だったりする販売店もあるなど、いろいろと難しい部分もあります。

そこで今回は「中古車の保証について押さえておきたいポイント」を、なるべくわかりやすくご説明したいと思います。

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中古車に付いてくる保証には4種類ある

ひと言で「中古車の保証」といっても、実は大きく分けて4種類の保証があります。それぞれの違いをご紹介しましょう。

1 メーカー保証
非メーカー系の中古車販売店で購入した中古車でも、場合によっては「メーカー保証」を受けることができます。

具体的には、例えばトヨタ車の場合は新車から3年または6万kmまでは「一般保証」が付帯していて、新車から5年または10万kmまでは「特別保証」が付帯しています。そういった新車保証の残存期間内であれば、中古車販売店で購入した中古車であっても「メーカー保証」が適用されるのです(※ただし購入後に保証継承の手続きを行う必要はあります)。

2 販売店保証
一般の中古車販売店が独自に設定している保証です。新車保証と違って保証期間は販売店によりけりですが、一般的には時間にして1カ月~3カ月、走行距離にして1000~3000kmを保証期間としている中古車販売店が多いはずです。

3 認定中古車保証
国産車メーカーや輸入車のインポーター各社は、自社の基準に合致する良質な中古車を「認定中古車」として、自社の正規販売店で販売しています。そういった認定中古車には、一般的な販売店保証よりは手厚い、認定中古車ならではのロングラン保証が無償で付くのが普通です。保証期間は認定中古車の年式などによって変動しますが、基本的には「1年間・走行距離無制限」である場合が多いでしょう。

「販売店保証」は事前に内容をしっかり確認する

前述した3種類の保証のうち「メーカー保証」と「認定中古車保証」については、期間や対象範囲がきわめて明確になっていますので、特に不安を覚えたり問題視する必要はありません。

気をつけたいのは「販売店保証」です。

こちらについても、明確かつ明朗会計な運営をしている中古車販売店も多いのですが、一部には何かと不透明だったり、保証期間や対象があまりにも短かったり狭かったりするケースも散見されます。

「販売店保証」に関しては、正式な契約を結ぶ前に、保証期間や保証対象となる範囲などを十分に確認しておきたい。

「販売店保証」に関してチェックしておくは以下の4項目です。

●「すべてのモノ」が保証対象なわけではないことを理解しておく

これはどのタイプの保証でも言える話ですが、例えば保証期間中にトランスミッションの本体が壊れてしまった場合には、どんな販売店保証であっても保証修理=ユーザーの負担額ゼロ円での修理を受けることができるでしょう。

しかし車を走らせれば必ず劣化する「エンジンオイル」や「ブレーキパッド」「タイヤ」「ワイパーのゴム」などは、当然ながら保証の対象外になります。極端な話「走ってるうちにウインドウウォッシャー液が空になった! だから保証で充填しろ!」なんてことは要求できないわけです。言うまでもないこととは思いましたが、念のためご説明いたしました。

●保証期間が「1カ月または1000km」など、あまりにも短くないか?

中古車は、納車された直後に不具合が発生することもありますが、それと同時に「しばらくは普通に乗れていたのに、納車から2カ月後ぐらいにいきなり故障が発生した!」というケースもけっこう多いものです。

これは、とりあえずの納車整備が行われたために最初のうちはある程度普通に動いたが、長い距離を走らせているうちに、もともと内在していた部品のトラブルが顕在化した……みたいな話で、たまにあることです。

そうなった場合、保証期間が「1カ月または1000km」だと、不具合箇所が顕在化したときにはすでに「すみません、保証期間を過ぎてますので対応できかねます」ということになってしまいます。

そのため、中古車販売店の販売店保証期間は「少なくとも3カ月または3000km」であることをひとつの目安にしてください。

ただし、例えば30年落ち以上の希少でマニアックな輸入車などでは、納車後に何が起きるかはハッキリいって誰にもわからないため、販売店としても「1カ月または1000kmの保証を付けるのがせいいっぱい」という事情はあります。この場合は「いちおう保証が付いているだけでも御の字」と考えるべきでしょう。

●保証の対象となる範囲は明確か?

メーカー保証は、保証対象となる部位(または、ならない部位)の名称が、自社サイトなどに事細かに書かれています。また中古車販売店の販売店保証であっても、自社で作ったリーフレットなどに「保証対象となる部位」が明確に印刷されている場合は多いものです。

しかし一部の中古車販売店ではそういったリーフレットが存在していなかったり、存在していたとしても、書かれている内容があまりにもざっくりしていたり、あいまいだったりということもあります。

一概にはいえないのですが、そういったざっくり系あるいはあいまい系の販売店保証を付けている中古車販売店では、いざ保証修理を依頼しようとしても「いや、そこは保証対象外ですから」的に、のらりくらりと逃げられてしまう可能性もあります。

いろいろ不安に思う場合は「中古車リース」の検討を

以上のとおり、中古車の保証というのはなかなかややこしい部分がありますし、延長保証を適用したいと思うと、けっこうなお金がかかったりもします。

しかしオリックスカーリースの「ワンプライス中古車リース」の商品であれば、保証内容は非常にわかりやすくシンプルで、なおかつロープライスです。

納車から1年間は消耗品を除くすべての部品が走行距離無制限で保証され、消耗品(ワイパーブレード、バッテリー、ランプほか指定品目)についても、納車日から1カ月保証されます。

さらに納車後2年間まで保証を延長できる「延長保証」は、契約者が個人で72カ月リースの場合、月額リース料金に加えてわずか550円(税込)という加算額で、保証を受けることができるのです。

加算額は契約期間によって変わり、メーカーごとに一部延長保証の取り扱い対象外車両もあるため、詳しい確認は必要となりますが、この手厚さとシンプルさ、そして延長保証料金の安さには注目したいところです。

この機会にぜひ、オリックスカーリースの「ワンプライス中古車リース」についても詳しくチェックしてみてください。

執筆者
伊達軍曹

外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。自動車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。以来、有名メディア多数で新車および中古車の取材記事を執筆している。愛猫家。
  • <記事掲載日>2022年9月30日
  • <更新日>2022年9月30日

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